2020年 06月 25日
* 夢のはなし
ふと振り向くと
その小さな男の子は
わたしのまうしろを歩いていた。
少し左下を見ながら
「孤独だ…」
とポツリと言った。
選んだ言葉とその呟き方が
妙に大人びていて
わたしは
一瞬間を置いて
すぐに彼の心を
探ろうとした。
男の子の寂しさに
同情する人はいても
わたしを含め
男の子の気持ちを癒すことは
できそうになかった…。
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そんな
夢のはなし
by kaara17
| 2020-06-25 14:55
| 庭の風景